あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

さて、またまた年賀状のシーズンになってしまいました。いつものごとく、年賀状ネタと参りましょう。

上の写真が2002年の年賀状です。

2001年は、例の事件が最大の出来事だったと思います。僕の年賀状は、ご存じの方も多いと思いますが、例年、自分自身を素材にして新年早々笑ってもらえばいい、と言うコンセプトのものです。でも、あの事件だけは、とてもじゃないけど笑いのネタには出来ない・・・というより、僕の気持ちが落ち込んでいて、それどころではなかったというのが本音です。

そうこうしているうちに、仕事の忙しさにかまけて、結局無策のまま１２月になってしまいました。１２月になって、友達の女の子の年賀状を作ることになり、その女の子の希望が自分の横顔でした。デジカメで撮影中、モニターを見ながら、「自分の横顔って、自分ではめったに見られないから、なんか違うって感じがするよね」な〜んて言いながら、撮影をしていました。
そのあと、いよいよせっぱ詰まって、今年は誰か殺して喪中にしようか？？？などと不謹慎なことも頭によぎったりして・・・そんなときに、その女の子の年賀状を思い出し、「う〜ん、いっそ自分の顔のアップで行くというのも悪くないか」と。ま、一種のパクリ？いやいや、インスパイヤーされたと言うべきだろう。でも、顔だけじゃ、そんなオッサンの顔見ても誰もうれしくないし、新年早々、嫌がらせか？と思われるのもネ・・・ということで、横顔でトーンを落として、色調を変えてグラフィカルにして、あとはコピーで読ませようと、そんな作戦を思いついたのです。でも時はすでに１２月の２０日頃・・・もう、印刷に出すタイムリミットまであと数日しか無いという時期でした。クリスマスの連休に、女房の年賀状の撮影もしなければならないし、そのあと、僕の女房の二人分の印刷データを作らないと・・・リスマチックの年賀状受付は２５日が最終なのでした。

２４日、大急ぎでやろうと思っていたのに、なんと、家のソニーのモニターが突然暴発！パァ〜ンと言う音ともにお亡くなりになってしまったのでした。

あまりの自分のついてなさに、一時は目の前が真っ暗になったけど、もう、あと１日を切っているのです。そこからヨドバシカメラに速攻で車を飛ばして、モニターを買って、家に着くなり、セットしてデータの作成を再開。いや〜、今年も何とか間に合ったか、、と夜はビールをおいしく飲んだのでした。

今回の年賀状に関しては、別段取り立てて特別なことはやっていないので、書くこともないのですが、写真で攻めるいつもの正攻法以外に、こんなアプローチもあるかなと。

実は横顔で行くほかに、真っ正面でしかも、裸で、、と言う案もあって、実際に撮影して、データも作ったのですが、アシスタントのＭ嬢に見せたところ、かなり引いていたので、やっぱ、若い女性には刺激が強いかと、思いとどまったという経緯もありました。まあ、その写真はお蔵入りと言うことで。ご希望の方はメールいただければ特別にお分けいたします。

デジタルカメラを使うようになってからと言うもの、年賀状の作成が早く、しかも楽になりました。アイデアさえちゃんと固まっていれば、どうすれば効率よく意図通りの上がりに出来るのか？その段取りを考え、その通りにやっていけば、かなりの線で希望通りのものが出来るようになりました。

カメラマンである僕が、コンセプト作成から、デザインからレイアウト、そしてデータでの入校まで、一人で出来てしまう時代に、すごくおもしろいものを感じますね。

今回、友達の女の子の年賀状も作りましたが、ここを読んでいただいた方でお希望があれば、その手の印刷物の作成もいたしますので、メールを頂きたいと思います。

さて、長くなりましたが、今年も始まりました。

なんだかんだと暗い話題が多いですが、それにめげずに頑張っていきましょう！！

　

制作中のスナップ

　　

　

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