つ、ついに、やってしまいました・・・
キティちゃんの仕事をするようになって、早１年。取材で、サンリオショップに何度も行ってましたが、そこでたまに買うのは、もちろん、僕が使うための物ではなく、知り合いの女の子に上げるための、キティグッズだったんです。一緒に行っていた、キティグッズコレクションの編集の女の子からは、「ヘェ〜、また買うんですかぁ〜。誰にあげるんでしょうねぇ〜」と、冷たい視線を投げかけられながらも、オネーチャンに貢ぎ物をしていました。(^_^;)
ま、それはそれで、結構ウケが取れて良かったんですが、これだけキティちゃんの撮影をしているんだから、自分でもツウ好みの物を持ちたいよね、なんて、密かに思ってました。
で、目を付けたのが、第一勧業銀行のキティちゃん通帳。丁度、第一勧業銀行は、僕のメインバンクであるため、ギャラの振り込みや、現像所の引き落とし、カードの引き落とし、生命保険の引き落としなどで、年間３冊くらい使ってしまいます。
目を付けたのは、去年の秋頃。
折良く、通帳が無くなってきたので、窓口で、「新しい通帳にして下さい」とおネーサンに言ったのです。僕の予想だと、「絵柄は何になさいますか？」と、絶対聞いてくるから、その時、キティちゃんにすればいいと思っていたのです。
ところが、、、
聞いてくれないんだよネ〜。オネーサン。
こっちから、「すみません、キティちゃん通帳にして下さい」なんて、３８のオジサンが言い出せないので、あれよ、あれよという間に、いつもの平凡な通帳になってしまったのでした。
次のチャンスは、数ヶ月後巡ってきました。
よし、今度こそ聞いてくれよ、と神に祈りながら、窓口に行ったのです。
そして、、、、、
あ〜〜〜〜〜、神も仏もないのか！
またもや、オネーサンたら、聞いてくれないんです。
「クッソー、こっちの気持ちも察してくれよなぁ〜。だいたい、第一勧銀の窓口はなってないよな！」などと、帰りの車の中でブーたれている僕でした。
そして、リベンジはやってきたのです。＞松坂か？
先日、またもや通帳が無くなったので、いつもの浦安支店に出向きました。その時は月末ということで、かなり混んでいたのです。いつもは、窓口のはオネーサンしか居ないのですが、混んでいるので、男性社員も窓口業務に就いていました。
ぼくは、「へ〜、おじさんが座っているなんて珍しいな。でも、どうせだったら、女の子の方がいいよね」なんて、順番の札を引いて待っていました。
ようやく僕の番が回ってきました。
それが、運命というものでしょう。そのオジサンの受付になってしまったのです。
「どちらの御通帳にいたしましょうか？」
ああ、この言葉をどんなに待ち望んでいたことでしょう！
すかさず、「あ、キティちゃんでお願いします」と言ってしまいました。
たぶん、声が震えていたと思います。
たとえるなら、中学生時代、初めてプレイボーイを買った時に似てるかな？
ついに、キティちゃん通帳をゲットしてしまいました。
苦節１０ヶ月・・・ついに・・・(T_T)
ついに手に入れたキティちゃん通帳。当然、自分名義。
家に帰ってから、女房に、
「ねえねえ、これ見て」と通帳を見せたら、
５秒くらいの沈黙のあと、
「バッカじゃないの！？」と一言・・・冷たい視線がぁ、突き刺さるゥ〜。
所詮、女には、男のロマンは分からんのだと、そんな女房は放っておいたのは言うまでもない。
でも、記帳に行くとき、誰かに見られやしないかと、ちょっとドキドキしちゃう、小心者の僕でした。
当然、次は、キティちゃんのキャッシュカードを手に入れようと思っている。でも、あれって、すぐに出来ないですよ。一度、今使っているカードを東京の本部まで送って、そこで作るらしいので、その期間は、キャッシュカードが使えなくなってしまうんです。
そう言うところは、素早く対応して欲しいもんだよね。
頼むぜ、第一勧銀！
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