やっと夏らしくなってきた。

と言ってもすでにお盆もすぎて１週間だし・・・住んでいるところのマンションでは昨日が夏祭りだった

さて、最近、いろいろありました。書ききれないくらい・・

まず、もう２週間も前の話になるけど、腰を悪くしてしまった。ぎっくり腰とかそう言う類ではないのだが、、、整骨医院の先生によると骨盤からの背骨のアーチが通常ではアーチを描いていないとならないのに、僕の場合はまっすぐだと言うこと。う〜っむ、やはり性格だけでなく骨までまっすぐなのね・・なんて思ったりして。(^^

２，３日は起きるのも一苦労の状態だったが、今ではダンスにも行けるくらい回復している。
注！）フィットネスクラブによく行く話はしたことあるけど、週３回くらい行っている。もちろん、仕事のない時はそのくらい行けるけど、仕事が入ると一月くらいは行けない時もある。主に、ヒップホップ系のダンスとエアロビクス、ボクササイズなどこなしている。もう１０年くらい通っているだろうか？？おかげで体調は快調。

仕事はお盆の期間でもいただいていたので、一人でやるつもりだった撮影も、アシスタントをお願いしたりで、改めて身体が資本と言うことを感じた。

それから、つい先週のこと、ある掲示板で知り合った高校３年生が事務所を尋ねてきた。その掲示板で、カメラマンになりたいのだが、専門学校が良いのか、大学が良いのか？そんな話で、もし、夏休みで東京に来るようなことがあったら事務所に来たらと声をかけたわけだ。

匿名の掲示板の場合、その大半は嘘や中傷だったりする。書いている人間が本当に実在しているのかどうか？そんな基本的な疑いをしないとならない。その高校生が事務所に来るまで、実を言うと、僕も半信半疑だった。掲示板の文面では迷っている風な書き方だけど、そんなのは嘘かもしれないし・・まあ、嘘でもイイかなと。彼が嘘を付いていても、その掲示板を見ている多くの人の中で、同じように悩んでいる人もいるだろうし。

約束の日、彼は本当に現れた。

うれしかった。

裏切られることも予想していたので。

掲示板にも書いているように、鹿児島のある進学校に通う３年生だった。家の事情もあり、あまり親の世話にならないように２年で卒業できる写真学校にアルバイトしながら通う、そんな話をした。
僕自身、地方の進学校に行っていて、親の反対を押し切って、大学に行かずに写真学校に行ったこともあり、まるで昔の自分を見るような思いだった。

でも、僕の彼にたいするアドバイスは、「行けるのなら大学に行くべき」というアドバイス。僕自身、大学に行かなかったことを後悔しているわけではないが、今思えば、行くという選択もあったのではないか？と言う気がする。なぜ行かなかったのか？たぶん、一番の理由は受験勉強がいやだったからそこから逃げ出したかったのかもしれない。１年の時、中学校時代からの友人が交通事故で死んで、その葬式の最中、同じ進学校の行っていた連中が話していた話題は、大学受験の話だった。その後、勉強すること（受験のための）に疑問を感じるようになった。死についてとか生き方とか考えるようにもなった。まあ、受験逃れの言い訳かもしれないが、、、

ちょうどその数年前、オヤジの経営していた建設会社が倒産した事もある。僕はその仕事を継ぐものだと子供の頃から思っていたから。もう、その道もないのだ。

借金は相当あった、と思う。毎日のように借金取りからの電話があったし、、おかげで社会人になるまで電話恐怖症だった。(^^　妹のピアノの裏に差し押さえの札が貼ってあった時はかなり落ち込んだ。同じ家で暮らしていれば、大学に行くと言い出せない、、、もちろん、親はそんなこと気にせずに行きたいところに行けと言っていたが。

結局、僕が選んだ道は写真学校に行くと言うこと。しかも新聞奨学生として。

自分の生きたい道へは、親への負担はかけたくなかった。

まあ、格好いいと思う人もいるかもしれないけど、別にそんな人間はごろごろといる話だ。結構大変な生活だったけど、今にして思えばその経験も面白かったかなと思う。

若い彼を見ていて、そんなこともちょっと思い出してしまった。彼にもそんな話はしていないし、実を言うと女房にもこの話はしたことがない。今日はヒマだったし、、、ちょっと感慨にふけってしまった。

さて、今日もひまわりはお日様の方を向いている。

いろいろ生きていればあるけど、今を大事にするしかないですね。